もう止めたら、紅白歌合戦

NHK紅白歌合戦の制作チームが発足し、出場者の選考が行われている。NHKはジャニーズ性加害問題に後ろ向きで、ジャニタレの出場に拘っていたが、世間の荒波には抗えず、King&PrinceとSnow Manの出場は断念した様子だ。因みに昨年の紅白には6組ものジャニタレが出場していた。でも紅白の視聴率は年々下がり続けている。昨年はジャニタレ頼みであったが、歴代ワースト2位の低視聴率を記録した。ジャニタレの出場が無くなる今年の紅白の視聴率を維持するために、稲葉会長は知名度の高い歌手を出場させるよう紅白制作チームに命じているという。今年デビュー45周年を迎えたサザンオールスターズに出場打診したのは分からなくはない。ところが、あろうことか和田アキ子や小林幸子や北島三郎も候補に挙がっているという。NHKはもっと原因解析を行ない、真摯に紅白視聴率低下と向き合うべきだと思う。時代は紅白など求めていないのだ。テレビ番組の内容は時代と共に変わるもの。無理やり続けようとする行為自体が間違っている。結局、視聴料の上にあぐらをかいているNHKは時代の変遷に鈍感としか言い様がない。