YAHOO!JAPANに「自民・田村憲久氏 野党共同提出のガソリン税暫定税率廃止法案に1.5兆円、どうやって財源を…」と「実は財源だらけなのに…元財務官僚がバカも休み休みにとあきれる減税を絶対に許さない財務省のロジック」の2つの記事が並んでいる。野党7党が共同提出したガソリン税の暫定税率廃止法案について、田村憲久元厚生労働相が財源が見つからないと、審議入りを拒否しているのだ。消費税減税でも財源が無いとして、政府は減税を見送った。そして「実は財源だらけなのに」と主張するのは、元財務官僚の高橋洋一嘉悦大教授だ。高橋は自著「財務省のバカの壁」で、数多くの財源の絞り出し方を書いている。「財源が無いのではない。探さない、作らない」だけなのだとも述べている。野党は減税を叫ぶものの、財務省の財源が無いという論理には太刀打ち出来ない。「財源が無い」の一言で萎んでしまうのだ。不思議に思う。何故野党は高橋洋一の財政論を徹底的に学ぼうとしないのだろうか。野党は理解力に欠けているのかもしれない。勉強する意欲が無いのかもしれない。元々減税は口先だけで、本心はどうでも良いとしか考えてないのかもしれない。財務省に立ち向かう勇気が無いのかもしれない。これらの「かもしれない」が、日本を暗い道に引きずり込んでいるかもしれない。
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