歩きスマホの脅威

米国で「ポケモンGO」が爆発的なブームになっているという。ニュース映像には、大都会の街中を平日の昼間に多くの大人たちがスマホを覗き込みながら歩き回っている姿が映し出されている。スマホを見ながら歩き回るため、泥棒と間違われたり、ドブに落ちたり、交通事故を起こしたり、人同士がぶつかったりしている。大統領選ではトランプがヒラリーをゲットするゲームまで現れた。まさに異常だ。社会現象と化している。7月6日にリリースされたった1週間で全米を席巻する勢いだ。お蔭で任天堂の株は鰻上り。株価が1週間で1万5千円から3万円に跳ね上がった。任天堂の時価総額が一夜にして1兆円増えたというから驚きだ。現在リリースされているのは、米国、豪州、ニュージーランドだけらしいが、今後日本を始め各国でリリースされると世界的な社会現象になるかもしれない。それはそれで良いのだが、更に歩きスマホが増えるのが気掛かりだ。ポケモンGOの無い今でも歩きスマホは多い。それが社会現象になってしまえば、危なくて自動車の運転が出来なくなる。任天堂にはスマホのマナーを徹底的に呼びかけてもらいたい。今は事故を起こせば全て自動車の責任になる。ポケモンGOリリースを契機に、事故は歩きスマホの責任になるよう法を改正してほしいものだと願う。