インターナショナルな忘年会

大学の化学科同期からお誘いがあり有志による忘年会に久々に参加した。参加者は17名で全員65歳以上。7、8年ぶりの再会で中には卒業以来初めて会った人もいた。始めのうち半分くらいは顔を見ても誰だか分からなかった。話をしているうちに昔のことが甦ってきた。皆総じてうまく年を取っている。フランスのワイン会社、インド系IT会社、ドイツ系化学会社、医療機器開発会社、貿易会社、老舗菓子会社の社長や元社長とか、アメリカ系会社の元事業部長とか未だに国際シニア水泳で活躍している人とか多士済々のメンバーであった。語学が得意な大学であったためか、インターナショナルで活躍している人が多かった。在学時代のエピソードや会社に入ってからこの仲間に助けられた話や欠席者の近況報告やゴルフ話などで盛り上がった。65歳と言えば普通は孫や健康のことが話題になるものだが、不思議なことにこれらの話は一切出なかった。最近の日本人は内向き志向が強く消極的な傾向にある。もっとインターナショナルで外向きな生活を目指せば日本の明日は明るくなるに違いないと感じた忘年会であった。