アップル/サムスン訴訟と教育

米国でのアップル対サムスンのスマホ特許訴訟は、アップルの全面勝訴となった。この裁判で最も注目されたのが、この訴訟を担当した裁判所の韓国系米国人ルーシー・コー判事。果たして韓国系米国人が韓国サムスンの裁判を公平に裁けるのかという点だ。サムスン全面敗訴で結審し疑いは払しょくされた。コー判事の両親は昔の韓国の軍事政権に嫌気して米国に移住した後にコー判事を出産した。米国の公立校では毎日星条旗の前で「私はアメリカ合衆国の国旗とその旗が象徴する全ての人のための自由と正義を備えた神の下にあって不可分な一つの国家である共和国に忠誠を誓います」と唱和する愛国心育成の教育をしている。結局コー判事は米国で生まれ米国の教育を受け育った米国人だった。一方韓国では未だに反日教育が行われており、いま親日家と言えば石が飛んでくる状況にある。戦争を経験した老年の韓国人はさほど反日感情はないのに、反日教育を受けた世代の反日感情が激しい。韓国の反日感情は徹底した反日教育が産み出していることが良く解る。教育は重要だ。憎しみを教えても得られるものはない。韓国はもうそろそろ前向きな教育方針に変える時期に来ている。翻って日本の教育は右翼ではない愛国心を尊ぶ教育にシフトすべき時が近づいていると思う。