自転車ルール

自転車について警察がやっと常識的な対策を発表した。車道走行の原則が強調され過ぎている自転車について、警視庁は東京都内では歩行者の安全を確保することを条件に、歩道走行も柔軟に認めていく対応策などを盛り込んだ自転車総合対策をまとめた。一方で、違法な運転については取り締まりを強化する方針。携帯電話やヘッドホンを聞きながらの走行は極めて危険、指導や取り締まりを強化してほしい。日本の交通ルールは曖昧だ。自転車は軽車両と定義されているが実際には軽車両扱いされていない。自動車のスピード違反も15km/時オーバーまでは検挙しない習わしになっている。日本に必要なのは交通ルール順守の厳格化ではなく、実態に合わせた交通ルールの改正だと思う。